駐日各国大使館の協力を得て創作された、世界の国々のすばらしさを紹介する詩画集。日本の「言霊」の概念から、すべての国々を寿ぎ褒めたたえる言霊の力によって、全世界を平和に導こうという問いかけ。月から地球を俯瞰するページから始まり、巻一では、日本から順番に、日が昇る順に世界37か国を紹介。詩の最後にはその国の言語で、平和祈願の文言が添えられている。特に注目すべきは、本書中で、イスラエル、パレスチナ、それぞれの素晴らしさを等しく褒めたたえ、絵と詩で表現し、並べて掲載している点。現実ではありえない姿を、「言霊」「形霊」を通して引き出し、未来のひな型にしようという試み。
「月から地球を眺めたならば あなたは何を思うだろう 青く青くただ青く かがやく地球のうるわしさ そしてそこに住まう 70億の人々のこと 肌の色が違っても 信じている神様が違っても その人たちのことで 涙が流れるのは何故だろう どの国も どの国も 本当に姿は 尊く気高く麗しい この本をめくりながら ぐるりと地球をひとめぐり 青く青くただ青く 輝く地球の平安を 祈らずにはいられない」(本書冒頭ページより)