バングラデシュ支援に人生を捧げ
2026年元日、急逝した岩下八司さんが語った
「感・即・動」の生き様――。
1949年、兵庫県は丹波篠山生まれの八司さんは、中学を出て整備工になり、的屋、運送業と仕事を変えながら勝手気まま生きていた。ところが30代半ば、向かいのアパートに住むバングラデシュ人青年と出会い、現地を訪れたことから人生が変わる。現地に学校を建てるために自宅を売却。仕事で稼いだお金をバングラデシュ支援につぎこむようになる。
その活動を支えてきた啓子さんも1949年生まれ。「あんただけあかん子」と言われ続けた幼少期、いじめ、100回を超える見合い。それでも信仰に支えられ、56歳で八司さんと結婚。自身もバングラデシュへ渡り、学校建設に奔走するようになる。
これまでバングラデシュに建てた学校は49校。3万人以上の子どもたちが通う。里親制度で女子中学生や職業訓練生の就学を支え、日本をはじめ各地の災害現場にも飛んでいく。思ったらすぐ動く、「感・即・動」のやみくもな活動とその歩みをふたりが語りおろした。
[売上の一部がバングラデシュの子どもたちへの教育支援に充てられます]