季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害など
さまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 自分へのエール!
折れちゃった心の立てなおしかた
ストレス対処のスタイルを6つのチャンネルで解き明かす《BASIC Ph(ベーシック ピーエイチ)》と、
過去から力を掘り出し未来につなげる《解決志向アプローチ》。
5人の仲間たちも、どん底から自分を立てなおした体験を分かち合ってくれた。
【協力 新井陽子/山本由紀】
◆ギャンブル依存症 家族の体験に学ぶ
回復の場につながってからの
「金銭管理」どうしたらいいの?
ギャンブル依存症の家族は、本人のお金を管理しようと必死になる。
収入と支出を常にチェック、万札は危険だから小遣いは数千円単位、現金は渡さずチャージ式のカードのみ、などなど……。
こうやって家族が「金銭管理」に取りつかれると、何が起きる?
回復が始まったばかりのとき、「お金」のことはどうしたらいい?
ギャンブルが止まった後、夫婦で「家計」について話し合うには?
3人の妻と1人の母の体験、きっと参考になります。
◆新連載【伊藤絵美×高知東生】
スキーマ療法で自分をたどるチャレンジ!
「スキーマ療法」の第一人者、伊藤絵美先生のリクエストで、高知東生さんが3時間×3回の濃厚なセッションに挑戦した。
子ども時代の傷つきをたどって「不適応なスキーマ」をあぶりだし、抑えていた感情と今求めているものが言葉になってくる。
そして助けを必要としている子どもの自分を、過去から「救い出す」ワークへ。
今回は、その1回目をご報告する。
◆インタビュー 杉田 あきひろ さん
依存症からの回復には、仲間が必要
9代目「うたのおにいさん」として活躍した杉田さんが、覚せい剤の所持・使用で逮捕されたのは5年前のこと。
ダルクに入所して4ヵ月後が、本当の底つきだったという。
自分の居場所はここなんだと痛感して初めて、「穴ぼこだらけの自分を仲間にさらけ出す」ことができるようになった。
現在までのプロセスを、率直に語ってくださった。
◆「誰も取り残さない断酒会」をめざす
大阪の挑戦【小田泰仁/松井直樹】
◎大阪市断酒連合会は会員数が200人を超える日本一の大所帯。
この200人余が昨年の緊急事態宣言で、3ヵ月にわたり例会場を失った。
居場所を確保しなければと、会員有志が休日返上で「本部」を作り上げた。
ここは、オンラインの中継基地にもなっている。
◎大阪府断酒会では病院の依頼で「地域別の院内例会」をオンラインで再現すべく奮闘。
「これまでは緊急事態への対応で、デジタルが苦手な人は置いてけぼり」だったが、
今年は「かんたんなオンライン教室」などていねいに広げていきたいという。