季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 そのとき何が起きている? 人生が変わった《瞬間》
ネット上のアンケートで集まった、アディクション当事者・家族・ACの体験を手がかりに構成した特集です。
まずは、治療と回復支援の場から変化の時について語ります。さらに認知科学の視点でダイナミックに解明してみると?
■PART1 「生きる・死ぬ」の狭間から一歩を踏み出す【辻本士郎】
■PART2 壮絶な痛みの中から立ち上がる力!【大嶋栄子】
■PART3 「ブレークスルー」は停滞と後退のあとで起きる【鈴木宏昭】
◆150号記念企画
アディクション〈業界〉から生まれた言葉を信田さよ子氏と検証する
AC、共依存、手放す、イネイブリング、底つき、無力……そしてハームリダクション。
アディクションの回復・支援の中で生まれ、広まっていった言葉について、10ページにわたり検証していく、関係者必読の大型企画。
◆150号記念インタビュー 私が『Be!』を読み続ける理由
東ちづるさん
東ちづるさんは「芸能人として初めてカミングアウトしたAC」でもある。依存症への理解を求める発言でバッシングを受けたことも……。今回のインタビューでは、母親との関係の変化、社会を変えていくための発信、そして『Be!』に期待することまで、存分に語ってくださった。
◆インタビュー 稲葉圭昭さん 「日本で一番悪い奴」…薬物依存症当事者としての今
今からおよそ20年前、北海道警察の刑事が覚せい剤取締法違反の罪で逮捕された。事件の当事者である稲葉圭昭さんが刑期を終えて出版した自叙伝は、『日本で一番悪い奴ら』というタイトルで映画化された。
実は稲葉さん、2年前にASK依存症予防教育アドバイザーの認定資格を取得した。出所後、初めて依存症の仲間ができたのだ。
◆当事者が声をあげた
「ひきこもり」裁判と報道【有馬知子】
私はこの裁判で、二度泣いた。【竹内真弓】
ひきこもっている人を自宅から強制的に連れ出す「引き出し屋」をめぐる裁判のゆくえを当初から追い続けてきたジャーナリストの報告に続き、原告側の依頼で意見書を書いた医師が思いを寄せた。この裁判を通じて、日本の精神科医療における「強制入院」の問題や、「家族の責任」を作り出したものは何か、など数々の課題が浮かび上がる。
◆新シリーズ ACにとっての「親の看取り」
親から虐待を受けたり、親の支配から必死で脱出したACたち。では、その親が年老いて「誰かの助けを必要とする」ステージになったとき、何が起きるのか? どんな選択が可能なのか?……これはすべてのACにいつか訪れることでもある。
初回は、2人の体験をご紹介する。