まえがき
語らひ草——序に代えて[一七-四〇〇〇]
見し人の言問ふ姿[四-六〇二]
言の慰に言ふことを[七-一二五八]
玉藻なす寄り寝し妹を[二-一三一]
いま更に君去なめやも[一二-三一二四]
隠もり沼のあな息づかし[一四-三五四七]
天霧らし降り来る雪の[一〇-二三四二]
思ひ乱れてゆるしつるかも[一二-三一八二]
たゆたふ心わが思はなくに[一一-二八一六]
すべのたづきも今はなし[一三-三二六一]
ほのかに妹を見むよしもがも[一二-三一七〇]
ま遠くの野にも逢はなむ[一四-三四六三]
しゑや出で来ね後は何せむ[一一-二五一九]
国の遠かば汝が目欲りせむ[一四-三三八三]
笑まひ眉引き面影に[一二-二九〇〇]
わが黒髪を引きぬらし[一一-二六一〇]
逢へる時さへ面隠しする[一二-二九一六]
何時来まさむと問ひし児らはも[二〇-四四三六]
悔しく妹に別れ来にけり[一五-三五九四]
相見ては恋ひ慰さむと[一一-二五六七]
心を異には我が思はなくに[一一-二三九九]
押し伏せて君し結ばば[一一-二四七七]
恋と言へば薄きことなり[一二-二九三九]
何しか汝が主待ち難き[一一-二五〇三]
人言繁し汝を何かもしむ[一四-三五五六]
岩ぐくる水にもがもよ[一四-三五五四]
草根刈り除け逢はすがへ[一四-三四七九]
我が待つ月もはやも照らぬか[七-一三七四]
干めや我が袖妹に逢はずして[一二-二八五七]
朝影に我が身はなりぬ[一一-二六一九]
我が心焼くも我なり[一三-三二七一]
足柄のみ坂に立して袖振らば——夫婦唱和の防人歌[二〇-四四二三]
初版 あとがき
あとがき