玉置半右衛門はどうやって無人島で巨万の富を得たのか。
日本から月の裏側を〝撮影〟した男がいた?
メートル法に反対したインテリたちの主張とは。
疎開先で子どもたちが見たもの。
残留孤児たちにとっての祖国とはなんだったのか。
麻原彰晃の娘〝アーチャリー〟のその後について……。
知られざる歴史エピソードを円熟の筆致でつづる「近現代歴史エッセイ集」待望の第3弾。
~目次~
南洋の山師たち
福来友吉と千里眼
力行会に流れる精神
メートルは民族を滅ぼすか
マイノリティの登場
都会っ子たちの戦争
時代が生んだ花嫁たち
祖国の人たち
親の人生を背負う
ハイジャックの時代
プライバシーをひさぐ者あり
創生という名の実験
~著者略歴~
大倉直(おおくら ちょく)
ノンフィクション作家。一九六六年生まれ。
市井の人、知られざる人、忘れられた人にスポットライトを当て、対象者の生き方をその時代背景とともに誠実に描き出そうとする作品が多い。
『サイパン時間旅行』『閂をはずせ』『影絵のようなもの』『メキシコホテル』『有元史郎と芝浦工業大学』『六市と安子の〝小児園〟』『命の旅人』『陸軍将校のつくったチーズ』『脱ニッポン人生』など著書多数。