花束を投げる人 イスラエルとパレスチナで考えたこと

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花束を投げる人 イスラエルとパレスチナで考えたこと

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五度目のイスラエルで、著者はベツレヘムの壁に描かれたバンクシーの《Flower Thrower(花束を投げる人)》に出会いました。
石ではなく花束を投げる若者。
その一枚の絵は、「人を守るとは何だろう」「憎しみを終わらせる方法はあるのだろうか」という問いを著者の心に投げかけます。
イスラエルとパレスチナ。それぞれに守りたい家族があり、失いたくない故郷があり、長い歴史の中で抱えてきた悲しみがあります。
どちらかを裁くためではなく、どちらの側にも耳を傾けながら、著者は現地を歩き、人々の声に触れ、考え続けました。
人を傷つけるための強さではなく、人を守るための強さとは何か。
戦争と平和をめぐる旅の中で見つめたのは、わたしたち一人ひとりの心のあり方でした。
今だからこそ届けたい、祈りのような一冊です。
目次
第一章 わたしの中にある、もうひとつの戦い4
第二章 シオンへの祈り、国という名のぬくもり9
第三章 引き裂かれた音楽会と、約束の絆19
第四章 花束を投げる人28
第五章 蚊も殺さない国の、銃の意味34
第六章 画面の向こうと、同じ空の下で43
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