著者略歴:関島 酉(せきじま みどり)
1949年6月7日 岡谷市に生まれる。現在、諏訪市在住の主婦。
趣味、映画は私の人生の教科書。小学生の時の夢は、漫画家。
人生にやり残しの後悔をしたくないという思いが強く、思い立ったらすぐ実行・実践・体験。
はじめまして。初めて本を書きました。
私がどうしてこの本を書くことになったかを話します。
ペットを飼いたい、けれど、そのペットが死んで行く時、見るのが辛くて悲しくて飼えない、という人の声をよく聞きます。
最愛のペットを失って、悲しみにくれるのは当たり前のこと。私もそうでした。
いつかはきっと、必ず訪れる「ペットとの別れの時」それを心配している方々、愛するものを失って、悲しまない人なんていないと思います。
私もそのことに遭遇して、五年間も「ペットロス」になってしまった時期がありました。
結婚してから、三匹の保護猫と生活を共にして来ましたが、最初の猫が旅立った直後、「ペットロス」は起こりました。
その後、二匹の猫たちが癒してくれて、最後の猫が二十年生きて旅立った四か月後、突然、彼らのことが書きたくなり、思い出をたどって書き始めました。
書いている時は、記憶が蘇るので辛いし、悲しみがおそって来るのですが、一章ずつ整理して書き終えると、不思議と心が軽くなってくるのを感じました。
やはり、体の外へ「悲しい辛い記憶は出してあげた方がいいんだな」と思いました。
ペットを愛すれば愛するほど、その別れの辛い気持ちと悲しみがあるけれど、押し殺さないことが大事なのではないかと思いました。
愛しいペットからの最後のメッセージや、彼らとの別れが、何を教えてくれたのか?
その辛い悲しみを、癒しに変えるにはどうしたらよいか?
その一つの方法として、こうして書くことにより、何か気づくこともあります。これは、自分で自分を癒す方法の一つと思えます。
誰かに癒してもらうよりも確実で早いこと、自分と向かい合う一つの方法でもあるので、次に進む力になることを悟った次第です。
辛い悲しみを知ったからこそ癒すことが必要となり、その体験により、逆に喜びや幸せとは何かを、感情で知ることができました。
彼らとの別れが教えてくれたこと。それは、かけがえのない、
「生命の尊さと、無条件の愛」でした。それは私たちみなが、本当は探しているであろうこと。
「幸せ」とは、どういう心情なのかを、感じることにも繋がることと思います。
悲しみから、どう立ち直っていくか?
ペットたちとの魂の触れ合いがあったからこそ、自分の魂の学びと成長にも繋がったこともあり、それをこの本で書き伝えたいと思い書きました。
私たちはもっと正直に、悲しい時、心おきなく泣くことも、時として大事だと思います。
悲しみの反対側には、逆に喜びや幸せに繋がる道が隠れている、という魔法があるのかもしれません。
「ペットロス」を体験なさった方々、今現在、その悲しみの淵から立ち直りたい方々の、一つのヒントに、私の体験が参考になれば嬉しい限りです。
「はじめに」より抜粋