月刊大和路ならら2025年2月号

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【特集 東大寺二月堂修二会】
―伝説と今が交錯するー
修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界

今年で1274回目を迎える東大寺二月堂修二会。
東大寺開山の良弁僧正の高弟・実忠和尚(726?~?)は、
兜率天の行法を人間界でも行いたいと願った。そして、天平勝宝四年(752)に修二会が創始された。
修二会の行法はその形式、人数、時代とともに少しずつ変化を遂げてきた。
記録に見る修二会の初見は、会中(えちゅう)に練行衆が記録する
『二月堂修中練行衆日記』で平安時代の保安5年(1124)である。
室町時代初期に二月堂縁起絵詞が、後期に二月堂縁起絵巻が制作され、
実忠和尚の目指した兜率天の世界を伝えている。
その根本となる修二会創始者、実忠の兜率天への想いは、
悔過会の間に組み込まれることで、練行衆へと受け継がれてきたともいえる。
特集では、実忠和尚が目指した兜率天の世界を絵巻が語る伝説、法会、記録の3つから探る。
目次
 【特集】東大寺二月堂修二会

04 ―伝説と今が交錯する―
修二会創始・実忠和尚が目指した兜率天の世界

16 実忠和尚が始めた悔過会とは何か
   華厳宗大本山 東大寺執事長 上司永昭師インタビュー

【連載】

02 四季・彩 大和 写真・文/谷沢重城
  「春の雪」青によし寧楽の宮古は銀世界

18 奈良発!古代スイーツ再現 文/前川佳代
  「甘葛煎再現実験の軌跡~その2~」

20 文化財学講座 文/大河内智之
  「美術資料から見る地域史⓰豊臣秀長と下御門仏師②―東山大仏の造像―」

22 新大和人物志 文/谷山正道
  「千葉清蔵」

24 続・続・大学的奈良ガイド 文/磯部敦
  「点と線――横田俊一とその周辺」

27 Bookレビュー 協力/奈良県立図書情報館

28 文・阿波谷俊宏
  「お参り」

29 奈良スケッチ 画/杉本哲也 詩文/寮美千子
  「回想 興福寺の塔」

30 古墳 みて、ある記
「奈良市の古墳『佐紀高塚古墳』」

31 やまとの石仏 写真・文/勝野一
  「称名寺① 三体石仏」

32 大阪市立美術館
  「NEGORO 根来‐赤と黒のうるし」

36 あべのハルカス美術館
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」

40 報道2025

42 イベントガイド
  「伝統行事・寺社の行事・特別公開等」

52 奈良のむかし話~大和ゆかりめぐり~ 写真・文/大久保千広
  「弁慶が打ち込んだ釘の長さは?」
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