復刻集成 原発事故後の教育を考える 身近な材料による造形

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商品説明
 本書は,原発事故後のものをつくる教育を考えるための一つの手がかりを具体的に示すために上梓したものです。
 原発事故は人間のあらゆる生活環境(自然環境&人為的環境)に大きな影響を及ぼしました。事故から再起するためには,政治・経済・教育など,様々な立場から事故後の在り方を検討する必要があります。そしてそれを具現化するための現場での実践が重要になります。
ではものをつくる教育においては,何を大切に考えて子供の前に立てばいいのでしょうか。またどのように実践すればいいのでしょうか。
 下に示した「教育の基軸は何か」と題した文章は,原発事故後の教育にかかわって,北海道教育大学附属札幌中学校『学校だより』(No.1,巻頭言,2012年4月6日発行)に掲載されたものです。事故当時,私は北海道教育大学に勤務しており(北海道教育大学・教授),2012(平成24)年4月から2016(平成28)年3月までは附属札幌中学校の校長を兼任していました。

 なぜ,今,教育の基軸にかかわる問いを提示したのでしょうか。それは新年度のスタートにあたって,今後の教育にかかわる基本的な方向を明確にしたいと考えたからです。では,何が基軸になるでしょうか。あらためてそう問われれば,迷うことなく価値観の形成と答えます。(中略)

 自問自答と実践,これら二つを通して自らの価値観を形成する。「何を大切に考えて子供の前に立つのか」,そして「それをどう具現化するのか」という問いはその起点となるものです。具現化のための手がかりとしては五つの教材を掲載しました。教育の現場で実践しやすいように材料は身近なものを取り上げ,多様な発想を生み出すための創造のプロセスも示しました。   「はじめに」より
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