組織を変革するには、構造や制度を変えるだけでは不十分です。本当に変えるべきなのは、人と人との「関係性」です。
本書は、ヨーロッパで注目を集める2人の組織開発・リーダーシップコンサルタント、リサ・ギルとカリン・テネリウスが、20年以上にわたり数多くの企業やチームと向き合ってきた実践から生まれました。
彼女たちは、対話を通じて関係性の質を高め、組織をセルフマネジメント(自律分散型)へと導いてきました。その過程で見えてきたのは、問題や葛藤、言いにくいテーマ―― 本書でいう「テーブルの上のムースの頭(Moose Heads on the Table)」を避けずに扱うことが、信頼と責任ある関係性を育てる鍵だということです。
本書は、セルフマネジメント型組織の実践知をまとめた『Moose Heads on the Table』の日本語版です。原書は『ティール組織』『自律分散型組織』に関心のあるリーダーや経営者から高い支持を受け、Goodreadsなどの海外書評サイトでも高評価を獲得しています。
マネジメントや組織開発に行き詰まりを感じている方、対話を通じてチームや組織の可能性を引き出したい方に向けた一冊です。
推薦の言葉
『ティール組織』著者:フレデリック・ラルー
セルフマネジメント型組織を目指す全てのリーダーと組織に、この本を心から推薦します。この本は、セルフマネジメントが花開くとともに、あらゆるメンバーが自分自身の本当の姿へと成長するために必要なリーダーシップスキルと在り方の理解を深めてくれるでしょう。
ティール組織解説者:嘉村賢州
次世代組織論は、組織構造的な仕組みの話と成人発達理論に代表されるような個人変容の部分の2極に偏りがちですが、この本はそのバランスが絶妙な感じで展開されていく。
特に関係性と言いにくいことを言いやすくするアプローチは秀逸。