好評既刊『土民生活流動体書簡集』の第2弾。第1集『バックレ可(笑)』は、芥川賞作家・山下澄人さんから「この本おもしろい」 とコメントをいただいたほか、「今後の私の人生の参考書にしたい一冊」「言語化できない自分に寄り添ってくれる文章」「大きな消費相撲から距離を取って《生きている》のチューニングを手元に置くための1つの実践例」など SNS で反響があり、小野寺伝助さん著「続・クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書」では 「パンクのエッセンスが詰まりまくった名著」と評された一冊。
この第二集では土民生活流動体による書簡に加えて、「よしのももこノート」が始まります。内容も厚さもボリュームアップ!
前作に引き続きmoineauさんによるとっても素晴らしい装画でお届けいたします。
「「上/下」「貴/賤」「浄/穢」の付箋を見てもピンと来ない、ピンと来てないから脅されても怖くない、ちゃんと怖がることができない、ずっと動いているからピラミッドにおさまれない、全然別のかたちに見えているからそもそもピラミッドなんてそこにない、バックレるつもりもないのにうっかりバックレ状態になってるプレイヤーのふるまいが公の記録に残ることはほとんどないだろう。たとえ記録の外でその痕跡に出会えたとしても、動きを完コピすることはできないだろう。同じものには決してならない。だけど肝心なのはたぶん同じふるまいをすることじゃない。うっかりバックレ状態になってるプレイヤーが確かにいた、今もいる、ずっといることをわたしが知ってさえいればいい。その声を聞きながら動き続ければいい。」
*本書は当初、虹霓社の「虹ブックスレーベル」として自主刊行されましたが、このほどISBNを取得し、改めての販売となりますので、本体は同じものです。