季刊民族学191 特集 大阪:野生の都市

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季刊民族学191 特集 大阪:野生の都市
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商都、工都、水都など大阪はさまざまに形容されてきましたが、大阪を「野性を帯びた都会」と呼んだのは、大阪生まれの民俗学者・歌人の折口信夫(釈迢空)でした。「都市に慣れながら、野性を深く持つのが、大阪びとの常である」「比較的野性の多い大阪人が、都会文芸を作り上げる可能性を多く持っている」と、折口は故郷大阪への期待を語っています。本特集では、古代の野性性と近代の都市性をあわせもつ「野生の都市・大阪」が生み出した批判的で創造的な文化の魅力を解き明かしたいと思います。
目次
【特集】大阪:野生の都市
「折口信夫の『妣が国』」 安藤礼二
「大阪[大坂=大いなる境]と近松門左衛門」黒澤はゆま
「『船場派』の再発見:大阪画壇と床の間の美意識」橋爪節也
「文学における大阪的なるもの」高橋俊郎
「みんぱく研究者による極私的オオサカ論」野林厚志/樫永真佐夫/吉岡乾/藤井真一
「着物の粋から洋装のエレガンスへ:近代における大阪ファッションの系譜」横川公子 
「『共生の街』をめざす大阪コリアタウン:その誕生と変遷」髙正子
「地車の美と熱狂:祭を彩る神賑」森田玲
「文化都市・大阪の『民の力』」𠮷田憲司
【連載】フィールドワーカーの布語り、モノがたり 第9回
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