おばあちゃんの昔話に耳を傾けよう。
大正から昭和初期のころのテレビもラジオもない日本のお話を聞こう。
そこには遊びを工夫して懸命に遊んだ純朴な子ども達の世界があった。
この本は大正8年ころから昭和8年ころの大和八木町(現奈良県橿原市八木町)を中心とした、そこで暮らしていた子ども達の遊びや風習、さらには子どもの目から見た大人の世界を描いたノンフィクションです。
著者からのコメント
私の幼い、大正から昭和初年のころは、暮らしや遊び方が、現在とはずいぶん違っていた。
ラジオもテレビもゲーム遊びもなく、玩具は素朴なもので、昔ながらの、まりつき、石けり、鬼ごっこ、なわとびなどを楽しんだ。
またいろいろ遊びを工夫しながら懸命に遊んだ記憶が残っている。孫たちに昔の思い出話を聞かせてやると、面白がって「もっともっと、おばあちゃんのお話聞かせて」とせがまれる。
話してやると、じっと耳をすませて聞いてくれる。私も楽しくなり、子供のころの思い出の糸をたぐってみると、糸ぐるまがどんどん回り出してあんなこともあった、こんなこともと、つきることがない。
孫たちのためにも書き残していかねば、という思いにかられまとめてみることにした。
出版社からのコメント
今の世の中、なかなか昔話を聞く機会がありません。
この本は、91歳のおばあちゃんの昔語りです。味わいのあるお話ばかりです。ぜひ、耳を傾けてください。