養神館合気道設立者、故・塩田剛三氏に師事したイスラエル人合気道家(七段)ガディエル・ショアが合気道を題材に執筆した小説『Skill』を、大幅な加筆の上で翻訳・再編集した第2巻。
未来の合気道学校で修行をする心優しき少年ジュロームは、合気道開祖、植芝盛平翁が体現した「神技」を再現するための修行を課されていた。
基本技の試験の後に起きた事件の後、彼は相棒のマックスと離ればなれにされ、新たな課題を与えられる。それは呼吸法と瞑想による「精神の世界」の探求だった。
呼吸、禊ぎ、滝行、杖、刀、超弦理論、そして言霊。様々な修行法を経験する中で、ジュロームは苦しみながら自分の認識する世界がすべてではないことに気付くことになる。
さらに瞑想と呼吸法によって自分の本質に向き合うジュロームだったが、合気道学校長イーブが思い描くシナリオは、少年の精神を崩壊させかねない危険なものだった。
目次
1.鎮魂帰神
2.神技の第2段階
3.呼吸法
4.禊
5.禊の杖
6.〈失われた本〉奪還作戦
7.超弦理論と言霊
8.戒めと許し
9.分離
10.刀の舞
11.アマテラスの鏡
12.水鏡
13.カウントダウン
14.鏡の中の影