【あらすじ】
大学1年生の鈴木佳奈には、かつて、3年間だけ弟がいた。母親の再婚相手の連れ子だった冷泉院柊羽だ。母親の恋愛事情に振り回されて育った彼女にとって、彼と過ごした日々だけが、心安らぐ思い出だった。
佳奈と付き合い始めた同級生の黒田拓海は、好奇心にかられ、柊羽の近況を調べ始める。高校3年生になった柊羽は、ドラマーとして活動していた。
過去は過去として胸にしまい、今を生きようとする佳奈。柊羽の演奏に感動し、ライブへ足繁く通うようになった拓海。メジャーデビューを賭けたライブバトルコンテストにエントリーする柊羽。
阿波踊りのぞめきと蝉の声に導かれ、それぞれの想いが交差する。
どうしようもなく最悪で、忘れたいほど最高な、ボーイ・ミーツ・ガール!
※注:この物語はフィクションです。実在の人物・団体等には関係ありません。
【表紙イラスト】
かとうかおり
【著者コメント】
2019年夏から秋にかけて執筆した作品を、2024年にWEBへ掲載するために再編集し、今回の書籍化にあたってさらに加筆修正を行いました。自分にとって思い入れのある作品なので、一冊の本として残せることが嬉しいです。「生まれ変わる日なんて待っていられない。今の自分で叶えたい夢がある」という人に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。