- 発売日:2025/05/08
- 出版社:地平社
- JAN:4910060530651
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地平 2025年 06月号 [雑誌]
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商品説明
今回は、武器をつくり輸出する日本企業の暗躍と、防衛費という名で膨れあがる一方の軍事予算にまつわる、「軍事費の研究」を特集します。
また、次々と内外に向けた影響力の大きい施策をうちつづけ、国際的な動揺を誘発する「トランプ政治への反撃」、本当に少しずつでも前進していくしかない日本の実情をとらえた「性被害と裁判――1ミリ、前に進めるために」もあわせてご期待ください。
最終回を迎える人気連載もいくつかございます。
★特集1 軍事費の研究
軍事費10兆円が目前に迫っている。
生活の苦しさをよそに異次元の軍拡が続き、憲法の平和主義を具体化してきた多くの政策的な知恵――軍事費GNP比1%枠、武器禁輸、軍事国債の禁止など――が掘り崩され、日本の戦後平和主義は、消滅寸前の状況にある。
そのうえ、さらなる軍拡――アメリカ製兵器の爆買い――をトランプ政権が「取引」の名のもと日本政府に押し付けようとしている。
その行き先はどこか。私たちはどこに向かわされているのか?
生活苦、重税、福祉の貧困、高学費、医療費の高負担化、そして隣国との対立……、政治的に強いられるあらゆる痛みの根源となりつつある軍事費の存在を、今こそ議論の俎上にあげていきたい。
現状を踏まえ、歴史学、財政学、憲法学などの専門知から軍事費を追究する。
★特集2 性被害と裁判――1ミリ、前に進むために
伊藤詩織氏のドキュメンタリー『Black Box Diaries』に使われた映像・音声の一部に許諾のないものや提供の際の契約に反する使用があった。それについてはすでに映像表現やドキュメンタリー論の視角からの批判的検討や論議が行なわれており、本特集ではそこには触れない。
問題は、映像等の無断使用に抗議の声をあげた西廣陽子氏や角田由紀子氏らの弁護団――伊藤詩織氏の性被害をめぐる裁判を担ってきた弁護団――に対して、打撃的な批判が行なわれていることだ。
その攻撃は、性被害の救済という法的な荒野を1ミリ1ミリ切り拓いてきた人びとへの敬意を欠くものであるとともに、ただでさえ難しいこの分野の法的支援の構築をさらに困難にしかねない。あらためて、性被害を司法の場で問う意味とこれまでの経過を知るとともに、被害とケアのありかたを考えたい。
★特集3 トランプ政治への反撃
アメリカの民主主義が、大統領によって大規模な攻撃をしかけられている。
第二次トランプ政権によるマイノリティやアカデミズムへの攻撃、異論を唱えるものの排除・国外追放、政治決定の独裁化、忠誠の強要などは、一気にアメリカの民主主義に黄信号を灯らせた。
このままデモクラシーは自壊するのか?
だが、反撃は始まっている。アメリカ国内の動きを中心に特集する。
また、次々と内外に向けた影響力の大きい施策をうちつづけ、国際的な動揺を誘発する「トランプ政治への反撃」、本当に少しずつでも前進していくしかない日本の実情をとらえた「性被害と裁判――1ミリ、前に進めるために」もあわせてご期待ください。
最終回を迎える人気連載もいくつかございます。
★特集1 軍事費の研究
軍事費10兆円が目前に迫っている。
生活の苦しさをよそに異次元の軍拡が続き、憲法の平和主義を具体化してきた多くの政策的な知恵――軍事費GNP比1%枠、武器禁輸、軍事国債の禁止など――が掘り崩され、日本の戦後平和主義は、消滅寸前の状況にある。
そのうえ、さらなる軍拡――アメリカ製兵器の爆買い――をトランプ政権が「取引」の名のもと日本政府に押し付けようとしている。
その行き先はどこか。私たちはどこに向かわされているのか?
生活苦、重税、福祉の貧困、高学費、医療費の高負担化、そして隣国との対立……、政治的に強いられるあらゆる痛みの根源となりつつある軍事費の存在を、今こそ議論の俎上にあげていきたい。
現状を踏まえ、歴史学、財政学、憲法学などの専門知から軍事費を追究する。
★特集2 性被害と裁判――1ミリ、前に進むために
伊藤詩織氏のドキュメンタリー『Black Box Diaries』に使われた映像・音声の一部に許諾のないものや提供の際の契約に反する使用があった。それについてはすでに映像表現やドキュメンタリー論の視角からの批判的検討や論議が行なわれており、本特集ではそこには触れない。
問題は、映像等の無断使用に抗議の声をあげた西廣陽子氏や角田由紀子氏らの弁護団――伊藤詩織氏の性被害をめぐる裁判を担ってきた弁護団――に対して、打撃的な批判が行なわれていることだ。
その攻撃は、性被害の救済という法的な荒野を1ミリ1ミリ切り拓いてきた人びとへの敬意を欠くものであるとともに、ただでさえ難しいこの分野の法的支援の構築をさらに困難にしかねない。あらためて、性被害を司法の場で問う意味とこれまでの経過を知るとともに、被害とケアのありかたを考えたい。
★特集3 トランプ政治への反撃
アメリカの民主主義が、大統領によって大規模な攻撃をしかけられている。
第二次トランプ政権によるマイノリティやアカデミズムへの攻撃、異論を唱えるものの排除・国外追放、政治決定の独裁化、忠誠の強要などは、一気にアメリカの民主主義に黄信号を灯らせた。
このままデモクラシーは自壊するのか?
だが、反撃は始まっている。アメリカ国内の動きを中心に特集する。
目次
★知層 News In-Depth
難民帰還問題に揺れるアフガニスタン――タリバンの「外交」登利谷正人(東京外国語大学)
米軍廃棄物と蝶類研究者塩入雄一郎(沖縄タイムス)
フジテレビ問題と国際人権保障システム馬橋憲男(フェリス女学院大学名誉教授)
★特集1:軍事費の研究
よみがえる日本軍需産業――軍拡と対米一体化の中で半田 滋(防衛ジャーナリスト)
税と財政はどう軍事化されているか永山茂樹(東海大学)
財政の変質――平和国家からの離脱梅原英治(大阪経済大学名誉教授)
軍事費の膨張は何をもたらすか――歴史から見た軍拡山田 朗(明治大学)
軍事費と増税――近代日本財政の歴史から関野満夫(中央大学)
★特集2:性被害と裁判――1ミリ、前に進むために
生き延びようとする女性たちのために――性暴力被害を司法に問いつづけて角田由紀子(弁護士)
司法で性被害を問うということ西廣陽子(弁護士)・小川たまか(ライター)
〈対談〉性被害を受けた人の隣で生きる――女の分断をさせないために辛淑玉(のりこえねっと共同代表)・仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表)
★特集3:トランプ政治への反撃
〈インタビュー〉市民社会を強化せよ――トランプ政治に対抗するアジェンダをナンシー・オケイル(米シンクタンク「国際政治センター」代表)、猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)代表)
トランプが「変身」させるもの──多様性バックラッシュの行方北丸雄二(ジャーナリスト)
翻弄されるウクライナ——トランプ外交に憤る市民新田義貴(ジャーナリスト)
★単発
正念場を迎える「いのちのとりで訴訟」尾藤廣喜(弁護士)
統一教会の行方――公共の福祉の侵害と信教の自由藤田庄市(ジャーナリスト)
ガザ 爆撃による医療崩壊ーー助かる命が助からないマフムード・ムシュタハ(ガザ出身ジャーナリスト)
問われる「核抑止」――核兵器禁止条約と国際安全保障川崎 哲(ピースボート)
★連載
ルポ イバラキ ―― 民主主義以前。 最終回 イバラキが変われば日本が変わる小林美希(ジャーナリスト)
ルポ 気候変動と最貧国 最終回 消された村を造り直す井田徹治(共同通信)
ウクライナ通信 第12回 三七二人の戦死兵尾崎孝史(写真家)
ルポ 難民とは誰か?(下)保護すべき者を保護しない人びと神田和則(ジャーナリスト)
ルポ 消えたい子どもたち――生きたいと思える社会へ 最終回 字が読めなくても、できる樋田敦子(ルポライター)
いくつものフォルモーサへ 第5回 アフリカという新たなユートピア今福龍太(文化人類学者・批評家)
台湾・麗しの島だより 第12回 覚めようとしている悪夢の「隙間」から漏れ出る光栖来ひかり(文筆家)
★書評 Independent Book Review
中国フェミニズムは世界を変える稲垣 豊(中国語翻訳者)
Book Review 後ずさりして前をみる Usà puyew usu wapiw! 第2回 夜を燃やそう酒井隆史(大阪公立大学)
個と場と本 第11回 書店が「色々」を提供するとき小林えみ(編集者)
編集部のイチオシ新刊
Sounds of the World 第12回 ローリング・ストーンズ石田昌隆(フォトグラファー)
読者投稿
編集後記
難民帰還問題に揺れるアフガニスタン――タリバンの「外交」登利谷正人(東京外国語大学)
米軍廃棄物と蝶類研究者塩入雄一郎(沖縄タイムス)
フジテレビ問題と国際人権保障システム馬橋憲男(フェリス女学院大学名誉教授)
★特集1:軍事費の研究
よみがえる日本軍需産業――軍拡と対米一体化の中で半田 滋(防衛ジャーナリスト)
税と財政はどう軍事化されているか永山茂樹(東海大学)
財政の変質――平和国家からの離脱梅原英治(大阪経済大学名誉教授)
軍事費の膨張は何をもたらすか――歴史から見た軍拡山田 朗(明治大学)
軍事費と増税――近代日本財政の歴史から関野満夫(中央大学)
★特集2:性被害と裁判――1ミリ、前に進むために
生き延びようとする女性たちのために――性暴力被害を司法に問いつづけて角田由紀子(弁護士)
司法で性被害を問うということ西廣陽子(弁護士)・小川たまか(ライター)
〈対談〉性被害を受けた人の隣で生きる――女の分断をさせないために辛淑玉(のりこえねっと共同代表)・仁藤夢乃(一般社団法人Colabo代表)
★特集3:トランプ政治への反撃
〈インタビュー〉市民社会を強化せよ――トランプ政治に対抗するアジェンダをナンシー・オケイル(米シンクタンク「国際政治センター」代表)、猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)代表)
トランプが「変身」させるもの──多様性バックラッシュの行方北丸雄二(ジャーナリスト)
翻弄されるウクライナ——トランプ外交に憤る市民新田義貴(ジャーナリスト)
★単発
正念場を迎える「いのちのとりで訴訟」尾藤廣喜(弁護士)
統一教会の行方――公共の福祉の侵害と信教の自由藤田庄市(ジャーナリスト)
ガザ 爆撃による医療崩壊ーー助かる命が助からないマフムード・ムシュタハ(ガザ出身ジャーナリスト)
問われる「核抑止」――核兵器禁止条約と国際安全保障川崎 哲(ピースボート)
★連載
ルポ イバラキ ―― 民主主義以前。 最終回 イバラキが変われば日本が変わる小林美希(ジャーナリスト)
ルポ 気候変動と最貧国 最終回 消された村を造り直す井田徹治(共同通信)
ウクライナ通信 第12回 三七二人の戦死兵尾崎孝史(写真家)
ルポ 難民とは誰か?(下)保護すべき者を保護しない人びと神田和則(ジャーナリスト)
ルポ 消えたい子どもたち――生きたいと思える社会へ 最終回 字が読めなくても、できる樋田敦子(ルポライター)
いくつものフォルモーサへ 第5回 アフリカという新たなユートピア今福龍太(文化人類学者・批評家)
台湾・麗しの島だより 第12回 覚めようとしている悪夢の「隙間」から漏れ出る光栖来ひかり(文筆家)
★書評 Independent Book Review
中国フェミニズムは世界を変える稲垣 豊(中国語翻訳者)
Book Review 後ずさりして前をみる Usà puyew usu wapiw! 第2回 夜を燃やそう酒井隆史(大阪公立大学)
個と場と本 第11回 書店が「色々」を提供するとき小林えみ(編集者)
編集部のイチオシ新刊
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