■いまこそ小選挙区制を見直せ
真相解明が進まない裏金問題や世襲議員の増加、なかなか増えない女性議員――政治に対する信頼が損なわれている最大の原因は政治家の劣化だ。それを根本から正すには、選挙区制度を見直す必要がある。小選挙区制を厳しく批判してきた佐高信氏と国会制度に詳しい大山礼子氏が語り合う。
●【対談】大山礼子×佐高信
根本的な政治浄化には選挙区制度改革が必須
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■戦後80年・沖縄の記憶を継ぐ どうすれば伝わるのか
沖縄戦80年。戦争をくぐり抜けた生存者から直接その体験を聞くことは、いずれかなわなくなる。それでも語り継いでいかなければならない。いかにして記憶を継承していくべきなのか。小説、映画、アート──それぞれの分野で活躍する沖縄出身のクリエーターからヒントを得る。
●【対談】西由良×豊永浩平
史実と向き合い、想像力を働かせる
小説家の豊永浩平さん(22歳)は大学時代に書いたデビュー作『月ぬ走いや、馬ぬ走い』で沖縄戦から現代までを貫く「暴力の歴史」を描いた。会社員の西由良さん(30歳)は、1990年代生まれが沖縄を語るコラムプロジェクト「あなたの沖縄」を主宰し、沖縄戦の記憶についても発信してきた。戦後80年。戦争を体験していない世代が沖縄の記憶を語り継ぐことはできるのか。共通の問題意識を持つ沖縄出身の2人が語り合う。
●井上ひさしの遺志継ぐ舞台を沖縄で映画化
『木の上の軍隊』平一紘監督に聞く
中村富美子
劇作家、井上ひさしが生前に舞台化を願い、後進の手で実現したこまつ座の『木の上の軍隊』。沖縄戦の実話から生まれた舞台が、沖縄に生まれ育った若き監督、平一紘の手で今回映画化された。「戦争を映画で伝えたい」というプロデューサー、横澤匡広の強い思いを平監督はどう受けとめたのか。
●沖縄戦に向き合う関連書籍を紹介
沖縄戦80 年を機に刊行された書籍を紹介する。「ジャンルというボーダーを超えた沖縄県産本づくり」を掲げて500点以上の本を送り出してきた出版社「ボーダーインク」(那覇市)と、本誌編集部が選んだ計12冊。沖縄戦から続く問題を考える手がかりにしたい。
●Choros of the Melodies コロスの唄
写真・文 山城知佳子
◆声なき者と生者の響きあいを「唄」になぞらえて
岡村恵子