■大川原化工機「冤罪」事件
「不正輸出」の疑いで社長ほか幹部3人が2020年3月に逮捕・起訴され、うち1人が長期勾留が原因で病死までしながら起訴取り消しとなった横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」をめぐる冤罪事件。同社側が警視庁(東京都)と検察庁(国)を相手に起こした国を相手に起こした国賠訴訟は5月28日、二審の東京高裁が警視庁 のみならず検察庁による違法捜査も認めて同社が完全勝利。6月11日に国と都が上告を断念して終結した。6月20日には警視庁 と東京 地検幹部が同社を訪れ、大川原正明社長などに謝罪したが、はたしてこれですべて解決したと言えるのか。大川原社長と島田順司元取締役、原告側代理人を務めた高田剛弁護士の3人に座談会で話を伺った。
●国賠訴訟で完全勝訴の原告・代理人座談会
「警察・検察の犯罪」を裁いた法廷で見えてきたもの
大川原正明(大川原化工機社長)、島田順司(大川原化工機元取締役)、高田 剛(同社顧問弁護士/和田倉門法律事務所代表/国賠訴訟原告側代理人)、司会・まとめ/粟野仁雄