今号の特集は「地図で見える化 やる気になる!」。日頃、私たちはスマホの地図アプリやカーナビの道案内を便利に使っていますが、地図は共有・継承のためのツールです。農地保全や獣害対策、防災など、厄介な課題に向き合うとき住民の気持ちを一つにしてくれる、高齢でリタイアする農家から田んぼを引き継ぐためにも役立つ、というのが特集のコンセプトです。
前々号の春号「田んぼの水路掃除」特集に、本誌記者B子が川の取水口から田んぼまで用水路をたどり、それを地図にまとめた記事がありました。これが好評で、各地の読者から「水路を歩いてみた」報告が編集部に次々届きました。地元の水路を歩いてみたくなったのはなぜか? 歩いてみると、それを伝えるために地図にしたくなるはず、というの企画の発端です。みんなで大きな白地図を囲んでの地図ワークの手法から、Googleマップを使う方法、そして農村でのGIS(地理情報システム)の活用法も取り上げました。