2024年4月から月刊誌『新建築』にて,土木と建築の領域を横断するテーマについて隔月で連載を掲載してきました.土木と建築は,それぞれの領域が重なるところに,これからの社会や都市,まちづくりを考えるきっかけがあるのではないでしょうか.培われた技術,新しいテクノロジー,環境,災害など,双方がそれぞれの専門性から課題に向き合っています.一方で,その隔たりは大きいことも現実ではないでしょうか.こうしたことに課題意識をもって取り組まれている方も多いと思います.本臨時増刊では,連載で取り上げてきた両分野の研究者による対談記事を軸に,土木の先進的または代表的なプロジェクトの紹介,その他日本の土木の歩みを振り返るアンケート企画などを盛り込み,主な読者層である建築家が今後土木とどのように連携していくことが可能なのかについて取り上げます.