地平2026年1月号 (2026年01月号) [雑誌]
  • 発売日:2025/12/05
  • 出版社:地平社
  • JAN:4912060530167

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地平2026年1月号 (2026年01月号) [雑誌]

地平2026年1月号 (2026年01月号) [雑誌]

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商品説明
特集1 困窮ニッポン――物価高騰と排外主義

 食料も、エネルギーも、家賃も交通費も、なにもかもが高騰していく。
 生活のゆとりは失われ、将来への不安と政治への不満が募る。
 その不満の矛先が「外国人」に向けられ、排外主義的な言説が力を増している。

 私たちの生活の危機を打開するために、何が必要なのだろうか。
 「外国人」を排斥し、分断を煽ることは、この危機への処方箋になるだろうか?
 むしろ排外主義は問題の原因を隠し、解決を遠ざけるだけではないか。
 同様に、非正規労働の増大による労働者の分断、社会保障をめぐる世代間の対立を煽る議論は、低賃金の固定化と社会保障の削減をもたらしただけではないか。

 誰もが尊厳をもって生きられる社会のための連帯――そこに、排外主義に抗し、展望を切り開く道筋を見出したい。本特集では、そのための論点と実践の可能性を探る。



特集2 軍拡からの脱出

 新しい政権は、私たちが憲法によって政府に課している制約など、まったく眼中にないようだ。
 高市政権が持ち出している軍拡メニュー――軍事費のさらなる膨張、長射程ミサイルの全国配備、原子力潜水艦の保有検討、武器輸出規制の撤廃、軍事研究の推進、非核三原則の見直し検討など――このすべては、立憲主義を空洞化させ、憲法の平和主義を破壊するものにほかならない。
 この「高市軍拡」は、私たちをどこに連れて行くだろうか。
 軍拡が私たちの安全を本当に保障するならまだしも、むしろ近隣諸国との緊張を高め、不安定化をもたらし、戦争を呼び込む結果になりかねないのではないか。
 軍需産業が栄え、軍事費だけが膨張し、社会保障や医療や教育が衰退する社会に未来があるだろうか。
 平和国家としての路線が最終的に変質する瀬戸際にある今、軍拡路線から脱出するための視座を共有したい。


特集3 ソーシャリズム復活――連帯と自由のNY
目次
★知層 News In-Depth
ガザ法廷――民衆とジェノサイドをめぐる「良心の国際法」根岸陽太(西南学院大学)
オスプレイの致命的欠陥ーー疑われる航空機としての資格湯浅一郎(ピースデポ)

★特集1:困窮ニッポン――物価高騰と排外主義
排外主義と低賃金――労働者の分断と連帯東海林 智(毎日新聞)
福祉排外主義の高まりとその文脈――イギリスの事例日野原由未(岩手県立大学)
居住貧困という政治課題ーー住宅危機と排外主義佐藤和宏(高崎経済大学)
エネルギー貧困とは何か古賀勇人(一橋大学)
〈座談会〉非正規公務員――実態・構造・課題・改革竹信三恵子、川村雅則、上林陽治、早津裕貴

★特集2:軍拡からの脱出
政治の安全保障から人間の安全保障へ前田佳子(日本女医会会長)
揺らぐ「国是」――非核三原則はどこへ向かうか川崎 哲・浅野英男
〈論点整理〉高市軍拡とその問題平和構想研究会編
〈論点①〉財政民主主義は軍拡を抑制しうるか掛貝祐太(茨城大学)
〈論点②〉安保関連三文書改定三宅裕一郎(日本福祉大学)
〈論点③〉原子力潜水艦保有検討松久保 肇(原子力資料情報室)
〈論点④〉長射程ミサイル全国配備清末愛砂(室蘭工業大学)
〈論点⑤〉武器輸出規制の撤廃杉原浩司(NAJAT)
虚飾の防衛イノベーション(下)軍事研究大国化の企てと内実千葉紀和(毎日新聞)

★特集3:ソーシャリズム復活――連帯と自由のNY
みんなのための自由を、私たちは勝ち取れるゾーラン・マムダニ(米ニューヨーク州下院議員)
この旋風は潮流を作るか津山恵子(ジャーナリスト)
〈連載〉テック・ジャスティス――公共性と倫理ある人々の技術へ 第7回 フィアレスシティのデジタル政策内田聖子(ジャーナリスト)

★単発
故郷は廃墟になった。イスラエルと世界を決して許すことはない。ルワイダ・アメル(ガザ出身ジャーナリスト)
ガザにおけるジェノサイド――集団犯罪 一九六七年以降のパレスチナ被占領地の人権状況に関する特別報告者報告書フランチェスカ・アルバネーゼ(国連特別報告者)
〈解説〉パレスチナの自己決定権を世界は否認しつづけるのか――アルバネーゼ新報告の射程と意義早尾貴紀(東京経済大学)
排外主義のもとの難民石川えり(難民支援協会)

★連載
日本の公安警察 第7回 スパイ防止法への妄執青木 理(ジャーナリスト)
実力行使の民主主義――高知パルプ生コン事件(3)最終回坂手洋二(劇作家・演出家)
ウクライナ通信 第19回 国際バスの乗客たち尾崎孝史(写真家)
台湾・麗しの島だより 第19回 製糖業の記憶をめぐって交差する台湾と日本栖来ひかり(文筆家)
歌舞伎町で。 第7回 罰されるべきは買う者たち仁藤夢乃(Colabo代表)
いくつものフォルモーサへ 第12回 台湾――ブラジル、二重化されたサウダージ今福龍太(文化人類学者・批評家)

★書評 Independent Book Review
新自由主義の政治学――極中道とレイト・ファシズム逸見龍生(新潟大学)
Book Review 後ずさりして前をみる Usà puyew usu wapiw! 第4回 星間の逃亡者たち酒井隆史(大阪公立大学)
個と場と本 第18回 本は社会を動かす二村知子(隆祥館書店)
編集部のイチオシ新刊

Sounds of the World 第19回 アフガニスタンのヘラートで民俗楽器ルバーブを演奏する男性石田昌隆(フォトグラファー)

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