特別支援学級で学ぶ子どもたちは年々増え続け、その実態も多様化しています。しかしながら、学校の教室数、教員数不足や、担任を安定して確保しにくい状況など、教育環境は厳しい状況が続いており、子どもたちの発達、教育を保障するための教育条件整備が喫緊の課題となっています。
特別支援学級の学校内でのあり方、通常学級との関係のなかでの授業や行事への参加の仕方などは、地域によっていろいろなちがいがあります。学校の中でマイノリティになりやすい特別支援学級は、子どもも大人も「わかってもらえない」と孤立する場面も多々あるのではないでしょうか。
さらに、短期間で子どもの行動変容が求められたり、いわゆる学校スタンダードにしばられたりすることに、悩んでいる先生も少なくないのかもしれません。
本特集では、地域による特別支援学級の状況や課題、そして子どもを真ん中にした実践報告を学ぶなかで、友だちとともに学びあい、育ちあい、一人ひとりの子どもが輝く学級をめざすためには、どのようなことが大切なのか考えていきます。