・息切れ、咳、痰、喘鳴を主症状とし、日常診療で最も遭遇頻度の高い呼吸器疾患である閉塞性肺疾患。本特集では、ガイドライン執筆陣をはじめ各疾患診療をリードする第一線の研究者が、COPD・気管支喘息・気管支拡張症・びまん性汎細気管支炎を取り上げ、最新知見や関連トピックスとともに解説する。
・COPDでは2026年刊行の最新ガイドラインをふまえ、疫学から合併症・併存症までを網羅。気管支喘息では2024年改訂ガイドラインを中心に、安定期・増悪時の治療や生物学的製剤を解説。さらに気管支拡張症では今後上市が見込まれる新規治療薬にも言及し、難治性疾患であるびまん性汎細気管支炎の疾患概要・診断・治療についてもわかりやすく整理する。
■第1土曜特集 閉塞性肺疾患診療アップデート
・はじめに
●慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・COPDの疾患概念の変遷と定義・疫学
・COPDの危険因子と病因・病理
・COPDの診断と病態評価
・ガイドラインに基づくCOPDの最新治療
・COPDによる肺の合併症――ACO・肺癌・CPFEを中心に
・COPDの全身への併存症
●気管支喘息(成人)
・気管支喘息の定義・疫学・病態・病型
・気管支喘息における発症予防と増悪予防
・気管支喘息の診断(成人)
・成人気管支喘息の安定期および発作時における治療
・重症喘息における生物学的製剤の選択指針と最新知見
・注意すべき喘息
・気管支喘息に関連する2型炎症性の合併症
●気管支拡張症
・気管支拡張症の疾患概念、疫学、病態――“忘れられた疾患”から治療可能な慢性気道疾患へ
・気管支拡張症の診断と治療
●びまん性汎細気管支炎
・びまん性汎細気管支炎の診断と治療
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。