• 発売日:2025/06/30
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000248983

読み込み中…

三池炭鉱の社会史

三池炭鉱の社会史

通常価格 4,070 円(税込)
通常価格 セール価格 4,070 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2025/06/30
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000248983
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
三池炭鉱は、近世の藩営による開坑から明治維新後の官営化、さらに三井財閥への払下げを経て、一九九七年の閉山に至るまで、日本の近現代史に独特の痕跡を刻んできた。資本主義の発展や戦後復興を支え、国策に左右されながら展開してきたその歴史的経験の全体像を、労働争議と地域社会のかかわりに注目しつつ通史的に描く。
目次
 はじめに
 凡 例

Ⅰ 経営主体の変遷と発展

 第一章 近世の「石炭山」

 第二章 官営三池炭鉱
  1 官営初期の鉱山経営
  2 石炭の輸出と三井物産の設立
  3 技術革新による新展開――新坑・疏水・鉄道
  4 制度上の変遷――工部省から大蔵省へ

 第三章 三井三池炭鉱の始動
  1 三池鉱山払下げをめぐる攻防
  2 災害・環境問題への対応
  3 組織変革と万田坑の開鑿
  4 運搬方法の革新――馬から鉄道へ

 第四章 港湾整備と輸出の拡大
  1 三池築港と四山坑の開鑿
  2 出産高の増加と戦争

 第五章 三井三池炭鉱の労働力編成
  1 募集受負人制から直轄鉱夫制へ
  2 不可欠の囚人労働
  3 口之津港と与論島民
  4 戦時下の三池炭鉱――強制連行の朝鮮人・中国人

Ⅱ 労働争議と地域社会

 第六章 三井三池の発展と労働争議
  1 米騒動の中で
  2 与論島民の騒擾――陳事件
  3 三井鉱山の対応
  4 整然とした三池炭鉱争議――一九二四年
  5 昭和二年万田坑争議――ミゼラブルな闘い
  資料 三池争議団等による周辺住民を対象とした演説会(一九二四年六月)

 第七章 戦後の三池炭鉱と労働争議
  1 戦後復興と三池炭鉱
  2 企業整備反対闘争――一九五三年
  3 三池大争議――一九五九―六〇年

 第八章 三池炭鉱の閉山とその城下町
  1 三池炭鉱における災害
  2 閉山と炭鉱城下町のゆくえ

 注
 おわりに
 あとがき
 謝 辞
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品