• 発売日:2025/08/12
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000271790

読み込み中…

ベンヤミンの映画俳優論

ベンヤミンの映画俳優論

通常価格 2,530 円(税込)
通常価格 セール価格 2,530 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2025/08/12
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000271790
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
ヴァルター・ベンヤミンが一九三六年に発表した「複製技術時代の芸術作品」。その可能性の中心が、三年後の改訂版から大幅に削除されていた。それは、映画観客論でも監督論でもなく、カメラを前にテストされ、演技する「映画俳優」の可能性をめぐるものだった。一九三〇年代の時代状況のただ中に論文を置き直し、読み直す。
目次


第1章 人民戦線に抵抗するベンヤミン
 1 人民戦線、あるいは文化政策の「アウラ」性
 2 社会主義リアリズムと民衆出演の映画
 3 商品としての言説とベンヤミンの戦術

第2章 テクストとしての複製芸術論文
 1 実験としての非アウラ的文体
 2 政治的文書としての「複製芸術論文」
 3 「アウラの凋落」と「第二の技術」――第一セクションの読解

第3章 複製芸術論文における「映画俳優論」の可能性
 1 視覚的無意識と自由な活動領域――第三セクションの読解
 2 映画俳優とスポーツ選手の「テスト」可能性――第二セクションの読解(1)
 3 アウラなき映画俳優の身振り――第二セクションの読解(2)

補論 一九三九年版における「映画俳優論」の削除

第4章 ラジオ・パーソナリティとしてのベンヤミン
 1 ワイマール期のドイツラジオ
 2 「青年の時間」の四つのジャンル
 3 「物語」を語るベンヤミン
 4 口語文化とテクノロジー
 5 聴取者参加型劇場としてのラジオ

 文 献
 解 説――危機の時代に、アウラを爆砕すること……………吉見俊哉

 あとがき
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品