「違うんですっ! 私が来たときにはもう……!」
宮廷勤めをクビになり、王都でひっそり営む「便利屋フォンスぺイ」の就職面接へとやって来たエルナは、立ち寄ったレストランで殺人事件に巻き込まれてしまう。
容疑者となった彼女の前で、「指紋」なるものを採取して事件を解決したのは、便利屋の店主リオだった。
助手として働き始めたエルナは、不愛想でやる気ナシ、だけど聞いたこともない知識で次々に問題解決していくリオに驚かされっぱなし。
魔法を使わず「火打石」で火を点けたり、魔獣を利用してとろ~り甘い「蜂蜜」を採取したり。
リオの不思議な知識とエルナの奮闘で便利屋が繁盛していく一方で、世間では徐々に魔法が使えなくなっていく魔素枯渇現象が進行中!?
さらに、リオには重大な秘密があるようで――。
「ちょっと、手に負える気がしないんですけどー!?」
王都の困りごとを華麗に解決していく異世界お仕事ミステリー、開幕!