• 発売日:2021/09/29
  • 出版社:KADOKAWA
  • ISBN:9784041109434

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家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像

家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像

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  • 発売日:2021/09/29
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商品説明
国家に親代わりを求めた男。
法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。
誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫る。全真相解明、驚愕の事件ルポ!

犯人はいったい何者なのか?

【新幹線無差別殺傷事件】
2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。

2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。
だが、「死刑になるため」「刑務所に入るため」と彼らは犯行に及ぶ。
約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ!

【目次】
序章 鞘─刑務所に入る夢を叶えた男 
第一章 心写真家が人殺しに興味を持つ理由
第二章 偏─歩み寄る難しさ
第三章 記─「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相
第四章 凶─餓死することを止め、生きる選択をした
第五章 会─アクリル板越しの作り笑顔
第六章 家─浮かび上がるいい子
第七章 迷─食い違う家族の言い分
第八章 裁─真実が語られない虚無な裁判
第九章 答刑務所でしか手に入らないもの─
第十章 辿─犯行時のシミュレーションから感じること─
最終章 刑─自傷行為を通して得られる愛

あとがき
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