18世紀にドイツ統一を果たし周辺諸国と協力関係を築いたビスマルク。
鉄壁のウェストファリア体制を崩したナポレオン。
世界史に残る名将は志を成すためにさまざまな戦略・戦術を考え、それを実行してきました。
そうした戦略・戦術は、なにも戦だけに有効なのではなく、実は現代社会にも役に立つものがたくさんあります。
例えば、
・強い相手とは正々堂々と戦わない
・自分に強みを相手に弱みにぶつける
・どんな策も通じないときは逃げる
等々。
戦のときの心得を扱ったものではあるものの、仕事の場面で、あるいは日常生活の場面で、非常に役に立ちます。
仕事をしていると強い相手っていますよね?
自分の強みが活かせなくて悩んだりしますよね?
逃げたい境遇でも「逃げちゃいけない」と思いがちですよね?
世界史の名将たちは勇猛であるがゆえに、正々堂々と戦って勝つことにこだわった人もいました。
でも、戦においての目標は勝つことであって、正々堂々と戦うことではありません。
これを、私たちの仕事に置き換えてみます。
仕事においても真面目に正々堂々とやることが正義みたいな風潮がありますが、
目標が売上達成であれば、真面目に働くことの良し悪しは関係ありません。
真面目でも不真面目でも売上を達成すれば目標になる。
私たちの考えには自然と「こうしなければならない」「こうすることが正解だ」という偏見が芽生えます。
そうした偏見を一つ一つ取り除き、人生に役に立つ考え方へとアップデートしようというのが本書の狙いです。
戦略や戦術には一定のルールがあり、歴史を学ばずにそのルールに則らなかった武将は戦に負けてきました。
だからこそ、戦略や戦術には、人間はこの世界で生きるための知恵がつまっています。