【この本から受け取れること】
・「休む=終わり」ではなく「続きに戻るための一時停止」と捉える視点
・自分の弱さを否定せずに付き合う方法
・仕事や人間関係から距離を置いて、自分の価値を失わない考え方
・メンタルが「崩れないように」ではなく「崩れても戻れるように」整える心の持ち方
・仕事を休みたいのに決断できないとき、どう心の折り合いをつけるかのヒント
『栞をはさむように休めばいい』は、「休むことに抵抗のある人」「休むことを自分に許してあげられない人」が、自分を責めずに前向きに生きるためのエッセイです。
特に、休職や退職を考えるほど心身が限界に近い人や、メンタル不調を抱えながら働いている人に向けて書かれています。
「休んだら、もう二度と立ち上がれなくなる気がする」
そんな気持ちを抱えて、限界まで頑張り続けてしまうあなたへ。
「無理しなくていい」「頑張らなくていい」
――世の中にあふれる優しい言葉が、時に残酷に響くことがあります。
休んだ後に残される途方もない不安を、その言葉が肩代わりしてくれるわけではないからです。
本書は、そんな出口のない問いを抱えた著者が、
「どうすれば自分を投げ出さずに、前向きに休めるのか」をひたむきに模索し、綴ったエッセイです。
著者がたどり着いたのは、単なる休息ではなく、読みかけの本に「栞」をはさむような休み方。
諦めて本を閉じるのではなく、続きがあることを信じて、目印を残す。
暗闇の中でもがきながら見つけた、たくさんの「心の折り合いのつけ方」が、飾らない言葉で収められています。
「休むこと」と「生きること」の間で揺れ動くあなたの心に、そっと寄り添う一冊です。