クノン、そして特級の生徒4人が身を削って研究した結果、『魔術を入れる箱』改め、『魔帯箱』の試作品を作ることに成功した。
ひとまず研究は一時停止させ、互いに「いつか必ず完成に近づける開発をする」ことを願いながら、別の探求に挑むことに……。
と思った翌日、毎日通っている道を通って校舎に向かったのだが、その校舎が見当たらない。
校舎があった場所は、なんと森になっていた。
森、緑──。クノンは一人だけこの騒動の原因となりうる人物に心当たりがあった。
そう、聖女の力を使って栽培を何よりも楽しんでいたレイエスだった。
一方そのレイエスは、この騒動を引き起こしたことを謝るどころか、自分が育てた植物が大きく成長したことに感涙していた…。
生徒や一般職員だけでは太刀打ちできないこの状況を打破するため、立ち上がったのは
なんと、世界一の魔術師である、グレイ・ルーヴァだった──!?