ある店で指名No.1に君臨する風俗嬢・ぞるぴちゃん。セックス依存症で気が強く、時に「乳首の触り方で人間の本性は分かる」と言い放つ彼女と、著者は6年半もの間、一緒に暮らしていた――。
風俗といえば、闇、病み、あるいは過激な搾取……。そんなイメージを、彼女の圧倒的な「プロ根性」と「鬼メンタル」が淡々と覆していく。
病みそうになったら、まず水を飲む、仮眠する、戦争映画を観る。独自の哲学で過酷な夜の街をサバイブするぞるぴちゃんの元には、今日も一癖も二癖もある「お客様」たちが訪れる。社用車のGPSで風俗通いが会社にリアルタイムにバレている営業マン、亡くなった飼い犬と同じ名前という理由で指名をしてくる人、お昼ご飯代をためてガリガリになりながらも月1で通う常連客など…。一番近い同居人だからこそ目撃できた、No.1風俗嬢のブレない生存戦略と、夜の街で繰り広げられる、嘘のようで本当にあった1ページ完結の人間劇場!