「物語消費論」集成 1989-2021

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1989年に発表された「物語消費論」は消費社会論として発表された後、広告論、メディミックス論、プロパガンダ論、労働論として常に書き換えられ続けた。
本書は初出から現代まで続く「物語消費論」の異本(ヴァリアント)を著者自らが集大成した「変奏」のアンソロジーである。
目次
「物語消費論」の「変奏」をめぐって
I 『物語消費論』(1989)
1 世界と趣向 ーー 物語の複製と消費
2 〈噂〉論 ーー 物語の生成
II 『見えない物語』(1991)
3 物語消費論の基礎とその戦略
4 「ビックリマン」と天皇制
5 実録・都市伝説 ーー 〈人面犬〉の秘密
III 『物語治療論』(1991)
6 「ほしいものが、ほしい」の構造 ーー 〈モノ〉から〈物語〉ヘ
7 他者の幸福のための消費 ーー エコロジー・メセナとボランティア消費
8 閉ざされた〈市〉 ーー 消費社会に〈外部〉はあるのか
IV 『物語消滅論』(2004)
9 創作する読者と物語るコンピュータ
V 『物語消費論改』(2012)
10 「物語消費論」から「愚民社会論」へ
11 物語消費論とルーシー・モノストーン ーー いかにして物語を現実に越境させうるか
VI 『動員のメディアミックス〈創作する大衆〉の戦時下・戦後』(2017)
12 戦時下のメディアミックス ーー 『翼賛一家』と隣組
VII 『シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン』(2021)
13 物語労働論
マーク・スタインバーグ訳
World and Variation: The Reproduction and Consumption of Narrative(2010)
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