世界を滅ぼす敵『熾天使』によって幼馴染の『魔術帝』アニムが殺される未来を変えるため、『転換魔術』の力で二度目の人生を始めたバラムは、第四皇女の誘拐を阻止し、魔獣を討伐することに成功した。自らの左腕を切り落とし、魔獣のそれを代わりに移植するという禁忌を犯して――。
魔物の部位を身体に宿す『崩人』となったバラムは、同じく『崩人』のエンダークから驚愕の事実を聞かされる。
「夢物語じゃない。実際に、俺は仲間と一緒に天使を殺したことがある」
悲願の実現に近づいたと思った矢先、いずれ『四騎士』の一人となるウルが、天使を召喚する触媒として大聖堂に誘拐されてしまう。彼女を救うため、ついに天使を殺す戦いが始まり……!?
「じゃあ、こっから――僕のターンだ」
常人の道を踏み外した魔術師が、二度目の世界を蹂躙する――!