2024年度から導入された英検(R)の「英文要約問題」。2025年から新設された「準2級プラス」でも出題される。「要約問題」は、これまでの「パターン学習」や「単なる抜き出し」が通用しない、受験者の真の読解力と発信力を問う大きな壁となっている。多くの受験者が対策に苦慮するなか、英作文の指導や英検の指導に定評のある竹岡広信先生が再び立ち上がった。
本書『英検合格のための要約問題予想問題集plus』は、前作の特長を継承しつつ、2025年度より新設される「準2級プラス」にも対応、最新傾向を反映した待望の続刊である。
■「準2級プラス」対応。要約の基本から1級という頂まで対応
本書の最大の特徴は、新設される「準2級プラス」から1級まで、英検の上位級を統合的に対策できる点にある。本書では、最新の試験傾向を徹底分析し、編集部が総力を挙げて作成したオリジナル英文を収録。ネイティブスピーカーによる厳格な校閲とモニター検証を経た「良問」のみが揃っており、実戦形式でのトレーニングを可能にしている。
取り外し可能な「問題編」には、級別のステップアップ学習が可能な計30問(準2級プラス5問、2級5問、準1級10問、1級10問)を収録。簡単なレベルから徐々に難易度を引き上げる構成により、挫折することなく、確実に「要約の回路」を脳内に構築していくことができる。
■竹岡広信が先生による徹底解説
著者の竹岡広信氏は、自らを「英検ファン」と称するほど試験を愛し、その裏側に流れる出題傾向を熟知し、実際に指導にあたり解答のポイントを熟知している。先生による解説は、単なる正解の提示ではない。パラグラフごとに「どこが骨子であり、どこが修飾なのか」を見極めるための眼を養う内容となっている。
特筆すべきは、実際の受験生の答案を添削した「モニター答案例」だ。完璧な模範解答だけを見せられても、受験生は「自分には書けない」と萎縮してしまう。しかし、本書では、受験生が陥りがちなミスや、つまずきやすいポイントを竹岡氏が直接指導する形式をとることで、自学自習でも「一歩ずつ合格に近づく感覚」を得ることができる。
■ネイティブの解答例に学び、1ランク上の表現力を手に入れる
さらに本書では、全問題にネイティブスピーカーによる「模範解答」を掲載している。要約において最も難しいとされる「パラフレーズ(言い換え)」の技術。限られた語数の中で、いかに意味を損なわずに簡潔な表現に置き換えるか。ネイティブの思考プロセスに基づいた解答例を読み解くことで、語彙の深みを学び、合格圏内を遥かに超える「1ランク上の要約力」が身につくはずだ。