★★★「評価のまなざし」から「共感のまなざし」へ!
多様性を理解し尊重する子どもたちを育む
「これからの保育」がわかる一冊★★★
落ち着かない、騒ぐ、友達と遊べない…といった「気になる子ども」の姿。
「できない理由を考えて、できるようになるための方法を考える」のは、わかりやすいけれど、本当にそれでいい? その子の心もちは、そこにあるでしょうか?
集団からはみ出てしまう「困った」や「みんなと一緒にできない」ことに注目し、できるようにしていくのではなく、いまその子にある「よさ」をふくらませると、その「よさ」に周りの子たちが引きつけられていく。無理に「みんなと一緒に」を促さなくても、みんなの方が、その子に近づいていくようになります。
本書は、保育の現場でおこりがちな22のケースから、個々の「よさ」に注目しつつ、かかわりのヒントを提案。これからの保育・教育の方向をとらえた、多様性を包摂する保育実践がわかる、保育者必携の一冊です。
【本書の特徴】
●落ち着かない、騒ぐ、友達とあそべない…といった22のケース事例を収録。
●各ケースについて、<考えられること>、<見落としがちなその子の「よさ」>、<「よさ」に注目した保育提案>、<園実践では>の4つを紹介。
●多様性を理解し尊重する子どもたちを育む保育について、これからの保育・教育の方向性を熟知した著者がわかりやすく解説。
【主な内容】
気になるケースから考える
①「その子」を見るということ
ケース1 いつも動いていてじっとしていない
ケース2 不安が強く、園になじむことがむずかしい
ケース3 話し言葉がまったく出ない
ケース4 クラスの時間に大騒ぎ
ケース5 はじめて障害のある子の担任に…
ケース6 ASDの診断がある子が転園してきた
ケース7 診断を受けてもらう?
②「集団」で育まれるもの
ケース8 ずっと一人であそんでいる
ケース9 友達のあそびの邪魔になっているように見える
ケース10 登園が週に1、2回
ケース11 友達にかみついてしまう
ケース12 ほかの子どもとの距離感がつかめない
ケース13 園全体の行事にはほとんど参加しない
ケース14 動きがぎこちなくてうまくいかない
ケース15 勝ちに強くこだわる
ケース16 集団経験はなくてもよいの?
ケース17 行事に参加してほしいけど…
③保育の連携
ケース18 就学までに○○ができるように…
ケース19 就学先について、保護者と…
ケース20 学校との連携が…
ケース21 一人で抱え込んでしまう
ケース22 加配保育者との連携は…
④これからの「インクルーシブ」を考える
園生活とともにある児童発達支援