• 発売日:2023/04/13
  • 出版社:講談社
  • ISBN:9784065316245

読み込み中…

「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで

「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで

通常価格 1,100 円(税込)
通常価格 セール価格 1,100 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2023/04/13
  • 出版社:講談社
  • ISBN:9784065316245
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
「複雑系」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。「バタフライ効果」「カオス」「フラクタル」なども、一時は流行語のようになりました。では、それらの言葉で表される「複雑系の科学」とはいったいどのようなものなのか、従来の科学とはどう違うのかは、意外に知られていないように思われます。 
たとえば、複雑系の科学に特有の「フラクタル図形」と呼ばれるものは、1次元でも2次元でもなく、小数で表される次元をもちます。また、面積は有限であるにもかかわらず無限の長さの曲線をもつ図形もあります。さらには、「面積がゼロ」の図形も存在するのです!
しかし、複雑系の科学はけっして、毛色の変わった「特殊な科学」ではありません。ニュートンによる科学革命は、相対性理論や量子力学によって完成の域に近づき、いまや大成功を収めたかに見えます。しかし、じつは、宇宙がどうやって始まったか、生命はどうやって生まれたか、といった謎は、いまだに解くことができないままです。それは「予測可能」で「線形的」な近代科学の限界ともいわれています。
これに対して複雑系の科学は「予測不可能」で「非線形」な科学です。宇宙や生命の謎を解くには、複雑系の科学が必須と考えられ、その誕生は近代科学を覆す「第二の科学革命」ともいわれているのです。
本書は複雑系の科学はなぜ新しい科学なのかを、日本数学会出版賞を受賞した著者が、数式をほとんど使わず、文系の読者にも平易に読み進められるように書いたものです。信じられないような現象の発見から始まるスリリングな物語を、驚くべき図形の数々とともに追ううちに複雑系の本質が大づかみにわかる、複雑系を知りたい人なら最初に読むべき一冊としておすすめします。
カバーに掲載された最新技術による3Dのフラクタル画像にも注目!

本書の構成

第一章 近代のパラダイム

第二章 カオス

第三章 フラクタル

第四章 ライフゲーム

第五章 カオスの縁

第六章 生命

第七章 経済・歴史・社会
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品