はじめに
1 小林秀雄の世代の「新しさ」――「社会化した私」と「社会化されえない私」
1 「故郷を失つた文学」
2 「私小説論」
2 小林秀雄――ランボーと志賀直哉の共存
1 再び「私小説論」
2 「私小説」という制度
3 梶井基次郎――玩物喪志の道
1 「白樺派流」の意味
2 モノへの自由
3 トルソーについて
4 「檸檬」の記号学
5 キッチュ
4 中原中也――言葉にならないもの
1 「うた」の古さ
2 モノの否定
3 「古さ」の選択
4 「下手」さへ
5 小林と中原――社会化と社会性
6 「惑い」の場所――終りに
註記
魂の露天掘り――小林秀雄の死に寄せて
参考資料 単行本『批評へ』あとがき
年譜
著書目録