ざわざわ ざわ……
なにかに よばれてる きがする。
ぼくは ここを しっている。
うれしくて なつかしい、ぼくのもり。
美しい色彩で、独りの内側に広がる豊かな世界を描き続ける人気アーティスト・北林みなみによる初めての絵本。
話題の絵本雑誌「さがるまーた Vol.2」に掲載された作品をもとに、あらたな描き下ろしを含めて再構成しました。
「生き物(わたしたち)の体の奥底には何かがあって、それは自分だけが探しに行ける森や、川や、海や、砂漠のような形をしていると思う。
ひとりぼっちでその場所を旅していると、不意に、なつかしい生き物たちと出会う。
彼らと過ごした時間を思い出す。
わたしは、みんなのことが大好きだった。
絵の中で、みんなとずっと一緒にいよう。
もう会えなくても、会える場所を作ってしまおう。
そんな気持ちで、この絵本を描きました」
北林みなみ
*読み聞かせ 3歳くらいから
*ひとり読み 5歳くらいから