「君に幸せでいてほしい。嘘だらけの僕にある、ただ一つの真実」
話題作を次々手掛ける注目の脚本家、単行本デビュー作。
落涙必至の青春ストーリー。
線路が終わり、海だけが広がる小さな町。
事故で父を失った紬美(つぐみ)と、その事故を起こした運転手の息子・塁(るい)。
交わるはずのなかった二人は出会い、高校最後の一年をともにする。
過去を隠し、密かに紬美を想うことだけが塁にできる恋だった。
23歳の夏、塁が働く岬のカフェ「リモーネ」での思いがけない再会が
二人の距離を急速に近づけていく。
しかしある夜、塁の秘密を知る者がやってくる――。
消えない痛みを抱きしめ、光に手を伸ばす若者たちの、再生の物語。