座って目を閉じて
何をしているんだろう
瞑想の実践者であり、研究者でもある著者が、
そのメカニズムをていねいに解き明かす
自分と世界を見つめ直すための入門書
〈目次〉
第1章 僕はなぜ瞑想を研究するようになったのか
第2章 瞑想神経科学が生まれるまでの歴史をたどる
第3章 マインドフルネス瞑想のメカニズム
第4章 「私」をゆるめるということ
第5章 「私」をこえるコンパッション
第6章 暮らしの中で「私」をゆるめる
マインドフルネス瞑想の最もラディカルで興味深い点は、
瞑想を続ける中で、「私」そのものが変わっていくことにあります。
私たちは、苦や生きづらさが生じたときに、
それを無くそうとしたり変えようとしたりします。
しかし、マインドフルネス瞑想では、
苦や生きづらさを感じている自分自身が変わっていくことを大切にしています。
もう少し踏み込んで言えば、
「自分はこういう人間だ」という自己観が少しずつゆるんでいくことで、
「私」そのものがゆるんでいくことを大切にしているのです。
〈はじめに〉より
この本を読む際には、
知性だけでなく、あなたの全存在で読んでみてください。
何がこころに響くでしょうか。
何があなたを揺さぶるでしょうか。
どのような問いが生まれるでしょうか。
本書の言葉を単なる情報として受け取るのではなく、
あなた自身の探究へとつなげてみてください。
――ジョアン・ハリファックス(ウパヤ禅センター創設者・主管、禅僧、医療人類学者)