子犬の可愛い写真満載! 命の尊さが学べる優良図書。小学校高学年から
日本に三百匹弱しかいないといわれる「美濃柴犬(みのしばいぬ)」を知っていますか?
陽を浴びて、赤く美しく輝く緋赤の毛、他の日本犬に比べて攻撃性の少ない人懐こい性格。
美濃(岐阜県)地方に戦前からいたこの犬種は、いま、数が減少の危機にあります。
その危機を救うべく青春をかけているのが、岐阜県立大垣養老高等学校の生徒たち。
動物科学科のなかの「美濃柴犬研究班」では、高校2・3年生の2年間で
授業の中や動物たちの飼育を通じて、飼育技術と知識、命を預かった責任感・使命感等を学びます。
この本は、その「美濃柴犬研究班」3年生たちの1年間を追ったノンフィクション。
日々の犬たちとの触れ合い、繁殖、飼育を通じて命の大切さ、生きる強さを得ていきます。
主人公は、学校のお父さん犬「ほし」くん!
お嫁さんの杏子(あんず)との間に、かわいい子犬たちが産まれます
出産の喜び、かわいい子犬たち、子犬たちの幸せを祈る、譲渡会への思いとはー
(本文の一部)
「ぼくの名前は、ほし!
4歳の美濃柴犬の男の子。ご覧のとおりの超美男子だ。(中略)
今年、ぼくの赤ちゃんを産んでくれるお母さんは、6歳になる杏子だ。
え? どうして、高校でそんなことをやっているのかってー?
ぼくたち美濃柴犬は、とても数少ない犬種で、一時は絶滅の危険にさらされたんだ」
目次
プロローグ 悲しい、むかし話
エピソード1 学校のお父さん犬、希望の「ほし」
エピソード2 ぼくと杏子の赤ちゃん エピソード3 杏子の子犬たち
エピソード4 子犬たちの未来 エピソード5 それぞれの思い エピソード6 子犬たちの卒業
エピローグ 新たなる旅立ち
著者の今西乃子氏は、動物保護活動をテーマに、長年、ノンフィクション作品を執筆。
「捨て犬・未来&きらら」シリーズは、累計部数50万部超。
自らも保護犬を愛する写真家・浜田一男氏が、かわいい美濃柴犬たちに迫った写真も多数掲載!