• 発売日:2022/08/17
  • 出版社:集英社
  • ISBN:9784087212273

読み込み中…

「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か

「推し」の科学 プロジェクション・サイエンスとは何か

通常価格 946 円(税込)
通常価格 セール価格 946 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2022/08/17
  • 出版社:集英社
  • ISBN:9784087212273
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
認知科学でみる 人間の知性

漫画やアニメの登場人物に感情移入し、二次元の絵や映像に実在を感じる。
はたまた実際に出会い触れることはほとんどないアイドルやアーティストの存在に大きな生きる意味を見出す。
これらの「推す」という行為は、認知科学では「プロジェクション・サイエンス」と呼ばれる最新の概念で説明ができる。
「いま、そこにない」ものに思いを馳せること、そしてそれを他者とも共有できることは人間ならではの「知性」なのだ。
本書では、「推し」をめぐるさまざまな行動を端緒として、「プロジェクション」というこころの働きを紐解く。

【目次】
はじめに
第一章 ♯「推し」で学ぶプロジェクション 応援
第二章 プロジェクションを共有するコミュニティの快楽 生成
第三章 「推し」との相互作用が生まれるとき 育成
第四章 ヒトの知性とプロジェクション 未来
第五章 とびだす心、ひろがる身体 拡張
第六章 プロジェクションが認識世界を豊かにする 救済
おわりに

(本文より)
「推し」に救われたという経験は、「推し」が自分に直接なにかしてくれたということではありません。
「推し」によって自分がなにかに気づいたり、自分がなにかできるようになったり、自分をとりまく世界のとらえ方が変わったということなのでしょう。
あらためて考えてみると、このような自分のありようとこころの変化は、本書のテーマである「プロジェクション」がもたらす事象そのものです。
はじめて聞いたという人が多いと思いますが「プロジェクション」とは、こころの働きのひとつで、認知科学から提唱された最新の概念です。

【著者プロフィール】
久保 (川合) 南海子 (くぼ (かわい) なみこ)
一九七四年東京都生まれ。
日本女子大学大学院人間社会研究科心理学専攻博士課程修了。
博士(心理学)。
日本学術振興会特別研究員、京都大学霊長類研究所研究員、京都大学こころの未来研究センター助教などを経て、現在、愛知淑徳大学心理学部教授。
専門は実験心理学、生涯発達心理学、認知科学。著書に『女性研究者とワークライフバランス キャリアを積むこと、家族を持つこと』(新曜社)ほか多数。

詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品