人の心が読める妖怪サトリの元に天狗参上
主人公のサトリは、見た目は小学三年生、実は推定三百歳の妖怪。この妖怪サトリ、人の心は読めるけれども、空気がまったく読めない。思ったことを口にして相手を怒らせることもあるけれど、サトリの正直な言葉が妖怪になりかけている人間の心に響くこともあり、目から不思議なウロコを落とさせる。「面霊気」「なまけ神」「家鳴り」など妖怪アパートの住人たちはもちろん、「以津真天」「はじっかき」「髪切り」「煙々羅」「ぶるぶる」など、レアな妖怪も多数登場。今回は、まろやかなほほえみがどこか信用ならない天狗が、サトリのうわさを聞きつけて頼みごとをしにやってきて、サトリはやっかいごとに巻きこまれていく・・・。
児童文学の賞を数々受賞している注目作家・長谷川まりる氏の、ちょっと怖いが心が晴れる短編連作。
【編集担当からのおすすめ情報】
悩める人間の目から落ちるウロコを集めているサトリ。今回はいくつ集めることができるのでしょう。ウロコは妖力たっぷりなので、妖怪界隈では高く売れるそうですよ。
てんてこさんの可愛くて、ちょっと怖い挿絵も見どころです!