韓国の大ベストセラー作家による熱い最新作
「では、冒険を始めよう。」
ソウルの映像制作会社で働く30歳のソルは、ヒット番組の手柄を奪われて退社し、大田(テジョン)に失意の帰郷中。中学時代に仲間たちと「ラマンチャクラブ」を結成し、入り浸っていたレンタルビデオ店「ドンキホーテビデオ」を訪れると、店は無くなり、敬愛していた店主のドンおじさんは行方不明になっていた。ソルは人生の一発逆転を賭けてユーチューバーとなり、ドンおじさんの息子ハンビンを助手に、「おじさん探し」の番組を開始する――
韓国でシリーズ累計170万部超、2024年本屋大賞 翻訳小説部門第3位の大ベストセラー『不便なコンビニ』の著者が贈る、セルバンテスへの愛を込めた現代の夢追い人たちの物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
韓国発の大ベストセラー『不便なコンビニ』『不便なコンビニ2』の著者キム・ホヨンの最新作は、彼がこよなく愛する作家ミゲル・デ・セルバンテスの名著『ドン・キホーテ』をメインモチーフに、現代韓国の厳しい競争から取りこぼされて挫折を抱えた人たちが、それでも夢を追うことをやめない姿を描いた勇気と冒険の物語です。
いまさら『ドン・キホーテ』? と侮る勿れ。
どんなに馬鹿にされても笑われても自分の信念のために突き進む彼らの姿は、そう、あの痩馬ロシナンテに乗り、太鼓腹の農夫サンチョ・パンサを連れて旅に出た老騎士そのもの。
周囲の目線や冷笑につい屈してしまいがちな私たちに、不正をただすことや夢を見ることを諦めるなと、力強く背中を押してくれる一冊です。
主人公ソルの暮らす大田をはじめ、ソウルや済州島、さらにラ・マンチャ地方の風景やグルメの描写も、旅気分を味わえる大きな魅力。
ぜひ本書を通して、照れずに、腐らずに夢を追う楽しさを思い出してください。