凍てつく河
  • 発売日:2026/09/04
  • 出版社:小学館
  • ISBN:9784094075489

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凍てつく河

凍てつく河

通常価格 1,870 円(税込)
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商品説明
伝説の助産婦を描く傑作胸熱歴史ミステリー

1789年11月、アメリカ・メイン州。
凍結したばかりのケネベック川で男性の遺体が見つかった。男は地域の鼻つまみ者バージェス。町の医療を担う助産婦で治療師のマーサは、検分を依頼され殺人と断定するが、治安判事ノースの差し金でやってきた若いエリート男性医師は溺死を主張する。一方、マーサはバージェスの死を牧師の妻レベッカに知らせに行く。その年の夏、マーサは全身に怪我を負ったレベッカの手当をした時に、バージェスとノースから性暴力を受けたと聞いていたのだ。マーサはバージェスの死因を問う件、そしてマーサの性暴力被害の真偽を問う件と、ふたつの裁判で証言をすることになる。当時レイプは死刑に該当する重罪であったが、実際には男性に有利な判決が下されることがほとんどだった――。
建国初期の米国に実在した伝説の助産婦マーサ・バラード、その日記と並外れた生涯に着想を得た、傑作胸熱歴史ミステリー。2026年CWAゴールドダガー賞最終候補作!

【編集担当からのおすすめ情報】
本作は2023年に米国で発表され、2026年CWAゴールドダガー賞にノミネートされた傑作歴史ミステリーです。1000人以上のベビーを取り上げた主人公のマーサ・バラードが「伝説の助産婦」として現代の米国で知られることになったのは、1991年に発表された伝記『ある助産婦の物語』のピューリツァー賞受賞がきっかけでした。女性のほとんどが読み書きが出来ず、また女性が医師になることが許されなかった時代、彼女が27年間に渡り書き残した日記は貴重な歴史的資料で、『凍てつく川(The Frozen River)』の著者はこれに着想を得て、パワフルなこのフィクションを生み出したのです。
邦訳版は文庫700頁を超える超大作ですが、その面白さは分厚さを忘れさせるに充分。氷河で発見された遺体の謎とふたつの裁判を中心に据えながらも、「子だくさんで孫もいる母で妻で働く女性」という秀逸なマーサのキャラクターを楽しむ小説、建国当時のアメリカの姿を伝える歴史小説、心温まる家族・シスターフッド小説、手つかずの米国の自然描写、神秘的で力強い出産場面…魅力を語り出したら止まりません。ぜひお手に取って確かめてみてください。
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