瀬戸内寂聴全集 第二十五巻

生誕百年記念刊行。80歳以降の作品を精選した決定版全集（第二期全五巻）ついに完結。90代の著者と若い秘書との日常を描いた私小説『死に支度』。親友でもありライバルでもあった作家、河野多惠子と大庭みな子との長く深い交流を愛惜を込めて描く評伝『いのち』。故郷徳島での幼少期の出来事を主題に、96歳から連載を開始して最後の小説となった連作掌篇小説『あこがれ』。詳細な年譜と著作目録、写真アルバムを収録。