思想としての批評

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根拠を吟味し、基礎づけせよ――近代日本思想の黎明期に「批評」概念はいかにして生まれたのか。大西祝、井上哲次郎、章炳麟らを軸に、対象の根拠を問う知的営みとしての「批評」概念の変遷と展開を描く。
目次
序章 思想としての批評

第Ⅰ部 明治中期の批評と思想
第一章 「批評」言説の生成――メディア・哲学・批評論
第二章 批評の根拠――大西祝の目的論的良心論
第三章 批評の政治哲学――大西祝の目的論的制度論
第四章 批評と宗教批判――大西祝における宗教・言語・社会

第Ⅱ部 批評と近代東アジア哲学
第五章 経典を批評する――近代学術における聖書批評と考証学
第六章 批評から実在へ――井上哲次郎の現象即実在論と倫理的宗教観
第七章 批評と共同体――井上哲次郎の大我小我論
第八章 「神」を批評する――章炳麟の宗教批判
第九章 批評の言語哲学――章炳麟における「名」の両義性

終章 「批評」のその後
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