目次
はじめに トランプの変貌と国際秩序の変動(森 聡)
Ⅰ アメリカ・ファースト外交の位相とその先の世界
1 トランプ外交の歴史的位相(青野俊彦)
2 トランプ外交の本質(小谷哲男)
3 ポスト・トランプ世界の三つのシナリオ(ハル・ブランズ)
Ⅱ アメリカ・ファーストの国内的淵源
4 二大政党制の分極化とアメリカ対外政策(岡山 裕:慶應義塾大学法学部教授)
5 白人労働者・企業とトランプの対外経済政策(西山隆行:成蹊大学教授)
6 宗教右派とトランプ外交(松本佐保:日本大学国際関係学部教授)
7 テック右派とトランプ外交(井上弘貴:神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
Ⅲ トランプ時代の国防と安全保障
8 第二次トランプ政権の国防戦略(村野 将:ハドソン研究所上席研究員)
9 第二次トランプ政権の核戦略(福田潤一:笹川平和財団研究員)
10 アメリカ・ファーストのミサイル防衛「ゴールデンドーム」(福島康仁:慶應義塾大学准教授)
11 第二次トランプ政権と「需要超過」時代の日米防衛産業協力(小木洋人:地経学研究所主任研究員)
12 アメリカの国防政策のゆくえ――修正を迫られるコンセンサス(エヴァン・ブレイデン・モンゴメリー)
Ⅳ 国際経済秩序の漂流と経済安全保障
13 トランプ政権のエコノミックステートクラフトと国際経済秩序(鈴木一人:東京大学公共政策大学院教授)
14 米中関係と経済安全保障(江藤名保子:学習院大学法学部教授)
15 第二次トランプと日米経済関係の歴史的位相(高橋和宏:法政大学法学部教授)
16 第二次トランプ政権とエネルギードミナンス(杉野綾子:武蔵野大学法学部准教授)
17 トランプのAI戦略――産業競争力と国際戦略(秋山信将:一橋大学大学院法学研究科教授)
18 崩壊する経済秩序――ポスト・グローバル化時代の戦略(アーロン・フリードバーグ:プリンストン大学名誉教授)
Ⅴ 欧州・ロシア・ウクライナの激動
19 トランプ欧州外交の歴史的位相――ドイツをめぐる欧州国際関係と米国(倉科一希:同志社大学グローバル地域文化学部教授)
20 第二次トランプ政権とEU――同盟政治における争点横断型の経済威圧(東野篤子:筑波大学大学院人文社会系教授)
21 第二次トランプ政権とNATO――米欧同盟の構造変容(鶴岡路人:慶應義塾大学総合政策学部教授)
22 トランプとプーチン――響きあう米露の国家観と秩序観(小泉 悠:東京大学先端科学技術研究センター准教授)
23 トランプとロシア・ウクライナ戦争――戦争の終結か、秩序の転換か(廣瀬陽子:慶應義塾大学総合政策学部教授)
24 次なるトランスアトランティック・バーゲン――ヨーロッパ、アメリカ、そして西側戦略の未来(ルイス・シモン)
Ⅵ 中東と西半球に広がる衝撃
25 トランプ政権の中東政策の歴史的位相(小野沢透:京都大学大学院文学研究科教授)
26 アメリカとイスラエル・パレスチナの今後(池内 恵:東京大学先端科学技術研究センター教授)
27 トランプと西半球(アレクサンダー・B・グレイ)
Ⅶ インド太平洋地域の流動化
28 中国が考える対米関係の「管理」――トランプ政権という難題(川島 真:東京大学大学院総合文化研究科教授)
29 米中軍事対峙の背景と現状(阿南友亮:東北大学大学院法学研究科教授)
30 第二次トランプ政権と台湾(福田 円:法政大学法学部教授)
31 トランプと朝鮮半島(西野純也:慶應義塾大学法学部教授)
32 トランプと東南アジア(古賀 慶:南洋理工大学社会科学部准教授)
33 トランプと南アジア(C・ラジャ・モハン)
34 インド太平洋におけるアメリカの戦略の行方(ザック・クーパー)
Ⅷ 日本はアメリカ・ファースト時代をどう生き抜くか
35 アメリカ・ファースト時代の日本外交(細谷雄一:慶應義塾大学法学部教授)
36 アメリカ・ファースト時代の日本の防衛政策――同盟を支える自律性・拒否力を持続させる強靱性(神保 謙:慶應義塾大学総合政策学部教授)
37 アメリカ・ファースト時代の日本の同志国連携(佐竹知彦:青山学院大学国際政治学部教授)
38 アメリカ・ファースト時代の日本の対グローバル・サウス外交(大庭三枝:神奈川大学法学部教授)
終章 「アメリカ・ファースト」時代の国際秩序のゆくえ(森 聡:慶應義塾大学法学部教授)