核不拡散体制と主権不平等

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核不拡散体制と主権不平等

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主権平等を建前とする現代国際社会において、核保有を許される「核兵器国」とそれを禁じられる「非核兵器国」の主権不平等を露骨に制度化している核不拡散体制は、いかに正当化されてきたのか。1945年から現在までの政治的言説の検討を通じて明らかにする。
目次
序 論
1 問題の所在
2 不平等の正当化論理に対する関心の低さ
3 先行研究の検討
4 本書の分析枠組み
5 本書の作業方針・主張・構成
第1章 連合国協調から冷戦対立へ
1 連合国協調体制
2 原子力国際管理の挫折
3 旧枢軸国の復権
4 小括
第2章 核不拡散体制の形成
1 三つの秩序構想の正当化論理
2 冷戦陣営の亀裂
3 主権不平等の制度化
4 小括
第3章 冷戦後期の核不拡散体制
1 核不拡散体制の正統的解釈
2 原子力輸出管理の国際基準
3 冷戦後期の無法者
4 小括
第4章 冷戦後の核不拡散体制
1 核不拡散体制の盤石化
2 冷戦後の無法者
3 非核兵器国の管理強化
4 小括
第5章 9.11後の核不拡散体制
1 ブッシュ革命
2 非核兵器国の管理強化
3 核軍縮の行方
4 小括
結論
1 二つの正当化論理と国際社会の三層構造
2 階層構造の変化と軋轢
3 核不拡散条約と国連安保理の間の緊張関係
4 核不拡散体制の現在地――崩れゆく秩序
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